皆さんこんにちは。
長崎市長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院です。
本日のブログは歯の神経をとるとどうなるか?がテーマです。
今年の夏は、今までに経験したことがないくらいの大雨が続く異常気象となりました。
梅雨でも台風でもないのに2週間近く大雨が続くというのは珍しいことです。各地で土砂災害が発生しているところもあり、今後も地盤が緩んでいる所は危険ですので注意しましょう。
さて、歯の話に移りまして、歯の神経をとると何か支障があるのか気になりませんか?
虫歯で歯が痛くてつらい思いをしている時に、神経をとる処置をして楽になったという方も多いでしょう。しかし、できれば神経は残しておいた方が良いのです。
神経をとることによって起こりやすいトラブルがあります。
まず、1つ目が歯が割れやすくなります。神経をとった歯は、枯れ木と同じ状態なので年々もろくなります。先々、割れる(破折)ようなことになれば、抜歯となる可能性があります。
2つ目が、仮に虫歯になっても痛みがないので、気づくのが遅くなることがあります。特に被せ物の中で起こりやすいです。
他にも浮いた感じや違和感が続きやすくなります。ただ、神経をとった歯でも、きちんとしたお手入れと歯科でのメンテナンスを行っていれば普通に長持ちしますので必要に応じて神経の治療を行うことは大切です。
分からないことや不安に思うことがあれば、かかりつけの歯科に相談しましょう。
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